留意事項 ・・・宅地建物取引業者の方は事前にこちらをご確認ください
四日市市では、土砂災害や河川洪水といった複数のハザード情報を集約し、統合版の防災ハザードマップを作成しました。防災ハザードマップ(統合版)は、四日市市で想定される災害を知り、それぞれの状況に応じて必要な対応を考え、その対応ができるように日ごろから備えるという、「知る」「考える」「備える」の3ステップで構成されています。
ぜひ、このマップを活用して、自宅周辺の災害リスクを知り、いざというときの避難行動等を考え、必ずくる災害に備えていただきますようお願いします。
下記のとおりご活用ください。
なお、危険箇所や避難場所など、ハザードマップの内容は随時更新されるため、配布は行っておりません。最新の情報はホームページからご確認ください。
日本語版(デジタルブック)
日本語分割版(PDF)
Step-1(知る ☞ 災害リスクを知る、命を守るための対応や情報を知る)
Step-2(考える ☞ ハザードマップであなたや家族の命を守る対応を考える)
洪水・土砂災害① 洪水・土砂災害② 高潮、内水氾濫、津波
多言語版(PDF)
英語版・中国語版・ポルトガル語版・スペイン語版・ベトナム語版
平成27年に津波浸水想定区域が三重県から公表され、それに伴い四日市市において津波避難マップを作成しました。津波避難マップでは「津波による浸水の深さを示した図」と「津波が到達する時間を示した図」を表示しています。
津波避難マップ 「津波による浸水の深さを示した図」(PDF)
津波避難マップ 「津波が到達する時間を示した図」(PDF)
※令和6年7月時点の津波避難ビル一覧はコチラ
三重県が作成した洪水浸水想定区域図を基に、四日市市が河川毎に作成した洪水ハザードマップです。新たな洪水浸水想定区域図が公表された場合、随時更新しています。現在、以下のとおり5種類のマップを作成しています。
外国語版 洪水ハザードマップ
日本語版に準拠した外国語版を作成いたしました。以下のリンクよりPDFをダウンロードしてご活用下さい。
【参考】洪水浸水想定区域図について
洪水浸水想定区域図【鈴鹿川・鈴鹿川派川】(国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所)
洪水浸水想定区域図【県管理河川】(三重県)
高潮とは、台風や低気圧などにより、海水面が上昇し、押し寄せる現象のことです。三重県は、水防法の規定に基づき、令和5年3月24日に伊勢湾沿岸[三重県区間]の高潮浸水想定区域を指定しました。それに伴い、四日市市において高潮ハザードマップを作成しました。
高潮ハザードマップは、この高潮浸水想定区域図を基に、施設の能力を超える規模の高潮による最悪の事態における、浸水の区域、水深を表示したものです。
想定最大規模の高潮浸水区域の条件
①日本史上最大の昭和9年の室戸台風(上陸時910hPa)規模の台風が伊勢湾沿岸部に最大の高潮を発生させるような経路で接近
②満潮などで潮位が最大となり、主要な河川で洪水が発生
③堤防、水門が決壊する
※①の発生は500~5,000年に1回の確率とされており、①~③が同時に発生する確率は、さらに下がります。
また、三重県では、市が避難情報の対象範囲を判断することができる情報として伊勢湾台風規模の高潮浸水想定区域図も作成しています。
伊勢湾台風規模の高潮浸水想定区域の条件
①昭和34年の伊勢湾台風(上陸時930hPa)規模の台風が伊勢湾沿岸部に最大の高潮を発生させるような経路で接近
②満潮などで潮位が最大
③堤防、水門は決壊しない
※四日市市では想定最大規模及び伊勢湾台風規模の高潮浸水想定区域の2つの想定を使用し、避難情報発令対象地域の検討を行っています。
内水氾濫とは、集中豪雨など短時間で局地的な大雨が降ることで、排水路や下水道が雨水を流しきれなくなり、あふれ出した雨水でまちが浸水することです。
四日市市では、平成27年の水防法改正に伴い、令和2年8月に内水浸水想定区域図を公表しました。それに伴い、四日市市において内水氾濫ハザードマップを作成しました。
内水氾濫ハザードマップは、想定最大規模降雨(1時間あたり147mm)における浸水の区域、水深を表示したものです。
【参考】内水浸水想定区域図(PDF)※各地区単位でダウンロードできます
羽津・富田・富洲原地区・下野・八郷・大矢知地区・神前・三重・海蔵地区・常磐・橋北・中部地区・日永・内部地区・河原田・塩浜・楠地区
土砂災害ハザードマップは「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)」に基づき、土砂災害が発生する恐れがあるとして設定された「土砂災害警戒区域」、「土砂災害特別警戒区域」や指定緊急避難場所(避難所)、避難経路のほか、避難情報の種類ととるべき行動や、避難情報の入手方法などを示しています。
土砂災害警戒区域の指定状況
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 (平成12年5月8日法律第57号。通称:土砂災害防止法)に基づき、以下のとおり土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域が三重県知事により指定されています。
土砂災害ハザードマップ(PDF)※各地区単位でダウンロードできます
日永地区・四郷地区・内部地区・川島地区・桜地区・八郷地区・下野地区・河原田地区・水沢地区・小山田地区・常磐地区・神前地区・三重地区・県地区・羽津地区・保々地区・大矢知地区
告示日 | 内容 | 地区 | 土砂災害警戒区域(箇所数) | |
---|---|---|---|---|
うち土砂災害特別警戒区域 | ||||
平成22年9月14日 | 指定 | 四郷 | 42 | 38 |
平成23年12月2日 | 一部指定解除 | 四郷 | -1(41)※ | -1(37)※ |
平成26年11月14日 | 指定 | 下野、八郷 | 89 | 84 |
平成27年7月21日 | 指定 | 内部 | 64 | 59 |
平成27年9月18日 | 指定 | 桜 | 55 | 48 |
平成30年2月23日 | 指定 | 日永、川島 | 25 | 23 |
平成30年11月30日 | 指定 | 水沢、河原田町外 | 29 | 28 |
令和2年3月27日 | 指定 | 三重地区外 | 95 | 81 |
令和6年3月29日 | 一部指定解除 | 大矢知、四郷、下野、八郷、内部、川島、桜 | -11 | -11 |
令和6年3月29日 | 指定 | 大矢知、桜、四郷、下野、常磐、神前、 羽津、小山田、八郷、内部、水沢、川島 | 28 | 25 |
合計 | 415 | 374 |
本市では、今後発生が予想される大規模地震や台風などにより、ため池の堤体が決壊した場合に、想定される浸水被害の範囲や避難場所などの情報を分かりやすく提供することを目的として、「ため池ハザードマップ」を作成いたしました。ハザードマップには、ため池が決壊した場合の浸水区域、浸水深、洪水到達時間や避難場所を表示しています。
ため池ハザードマップ(四日市市)
平成26年3月に、三重県から南海トラフ地震等による震度予測、液状化危険度予測分布図が発表されました。以下のサイトでご確認ください。
四日市市公開型GIS(防災情報)の「既往浸水履歴」から確認いただけます。以下の注意事項を十分に理解したうえでご利用をお願いします。
注意事項
浸水実績と併せて、標高図の情報もご確認いただき、災害リスクを把握いただくようお願いします。
国土地理院地図(標高図)(国土地理院)