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活断層による地震を詳しく知る

活断層による地震って何?

過去に繰り返し地震を起こし、将来も地震を起こすと考えられている断層を「活断層」と言います。日本の周辺には約2,000もの活断層があり、それ以外にもまだ見つかっていない活断層が多数あると言われています。平成7年(1995年)の阪神淡路大震災や、平成28年(2016年)の熊本地震も、活断層の動きによって発生した地震です。なお、活断層の動きによって発生した地震は、内陸直下型地震と呼ばれます。

阪神淡路大震災
熊本地震

活断層による地震(内陸直下型地震)発生の仕組み

海のプレートに引きずり込まれることにより、陸のプレートの内部では、押されたり引っ張られたりする力が働きます。

陸のプレートの弱い部分にひずみが蓄積し、岩盤に割れ目ができます。こうしてできた割れ目を断層と言います。

蓄積されたひずみに耐え切れなくなったとき、断層は一気に動き、地震が起こります。

四日市市にも影響があるの?

四日市市は、日本でも活断層が多い「近畿三角地帯」の一部にあるため、活断層による地震(内陸直下型地震)への注意が必要な地域になっています。過去には、伊賀上野地震(1854年)、濃尾地震(1891年)などが発生し、多くの被害が生じています。また、伊勢湾にも、伊勢湾断層帯があり、津波の発生源となる可能性があります。

活断層がない場所では、地震は起きない?

活断層が確認されていない場所でも地震は起きます。過去に地下で地震が発生しても、地震の規模が小さい場合は、地表にまで断層のずれが現れないことがあります。また、長い間の侵食や堆積により地表付近の痕跡が不明瞭になってしまうことがあります。
このような理由で、活断層が確認されていない場所でも、被害をもたらすような地震が起きる可能性はあります。

 Check! 
地震ハザードステーション(J-SIS)の「全国地震動予測地図」では、活断層帯の場所に加え、平均発生間隔や今後の発生確率等も確認することができます。ぜひご覧ください。
地震ハザードステーション(国立研究開発法人防災科学技術研究所)

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