想定震源域やその周辺にて、地震の発生の可能性が高まるような異常現象が観測された際に気象庁から発表されます。
調査中 | 観測された異常現象が、南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうかについての調査が開始または継続中の場合に発表 | ||
調査の 結果 | 巨大地震警戒 | 想定震源域内のプレート境界でマグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価された場合に発表 | 地震発生後の避難では間に合わない人や避難行動要支援者は事前に避難 |
巨大地震注意 | 想定震源域、またはその周辺でマグニチュード7.0以上の地震が発生した(通常とは異なるゆっくりすべりが発生した)場合に発表 | 日ごろからの地震の備えを再確認する | |
調査終了 | 巨大地震警戒、巨大地震注意報のいずれにも当てはまらないと評価された場合に発表 |
南海トラフ地震臨時情報が発表された場合は、
・テレビやラジオ、インターネットなどを利用して、正確な情報の収集に努めてください。
・各家庭の防災対策をもう一度見直してください。
・がけが崩壊するなどの危険が予想される場合は、2階以上でがけと反対側にある部屋で生活・就寝してください。
南海トラフでの大規模地震発生前に、必ずしも先行する異常現象が観測されるとは限らないため、引き続き、突然発生する地震への備え(住宅の耐震化、家具の固定、避難場所・避難経路の確認、非常持出品の確認等)を最優先に心がけましょう。
気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたときは、津波や後発地震から命を守るために、落ち着いて、速やかに防災対応をとってください。
市は津波浸水想定区域内に居住する避難行動要支援者に対して「高齢者等避難」を発令し、1週間の避難を呼びかけます。
後発地震による津波からの避難に時間のかかる人は、安全な所へ自主的に避難をお願いします。
避難をする際の留意事項
避難先 | 津波浸水想定区域の外の知人宅・友人宅に避難をしてください。 それが難しい方は、市からの情報に従い、市が開設する避難所に避難をしてください。 |
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避難の際の注意事項 | 避難生活に必要な食料や日用品等は、避難をされる方ご自身で用意してください。 |
避難先での注意事項 | 避難所の運営は、避難をされる方ご自身で行っていただきますので、積極的な避難所運営への参加をお願いします。 |
地震への備え、できる限り安全な防災行動の例>
地震への備えを再確認の例 | 避難場所・避難経路、家族との安否確認手段、家具等の固定状況、ガラスの飛散防止対策 など |
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できる限り安全な防災行動の例 | 安全な場所・部屋で生活する、危険な場所に近づかない、すぐに避難できる準備をしておく(服装、非常持出品)、出入り口に支障物を置かない など |
情報発表後1週間は、日頃からの地震への備えを再確認していただくとともに、できる限り安全な行動をとっていただき、巨大地震の発生に備えましょう。
大地震に備えた防災対応の例
市民の方 | 避難場所・経路の再確認、家族との安否確認手段の再確認、非常持出品の準備、飲料水・食料の備蓄、家具等の転倒防止、携帯電話・モバイルバッテリーの充電 など |
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事業者の方 | 従業員の安全確保、避難場所・経路の再確認、重要設備の点検、資機材の転倒防止、重要情報のバックアップ、防災設備等の点検、輸送代替ルートの検討、電源の確保、備蓄品の確認、後発地震の発生を想定した防災体制の検討・準備 など |
四日市市南海トラフ地震防災対策推進計画(PDF)
南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!(内閣府)
南海トラフ地震について(気象庁)
南海トラフ地震リーフレット(内閣府・気象庁発行)